パニック障害患者が電車に乗るとき

パニック障害になって、15年くらい。

今は急行、1時間くらいはまあなんとか乗れるのだけれど、困ることもある。

電車に乗るときは、まだ息苦しさを感じるので、マスクと音楽は必需品だ。
マスクをすると少し息苦しさが和らぐ。
そして、音楽を聴いて、気を散らす。
電車のなかで、息がとまるかもしれない。吐き気がするかもしれない。少しでも不安を感じると、不安がどんどん膨らんで、扉が開くと降りたくなる。
その為に音楽を聴いて、気をまぎらわすのだ。

僕の場合は、扉のそばの棒か、座席の隅の棒を握っていると、安心する。
電車が混んで、扉のそばの棒を握れなかったり、座席の隅の棒のそばに女性が立ったりして、棒を握れなくなったりすると、アワアワして、パニックになってしまうのが困るのだけれど。

電車が苦手な人には「ヘルプマーク」というものがある。
十字マークが描かれた真っ赤なストラップのようなものです。鞄や持ち物につけられます。
僕は地元の市役所で、紙に病名を書いて、もらいました。
僕はまだ未使用だけれど、本当に電車に乗るのが厳しい人には役立つかもしれないですね。